福祉用具を通じて「いのちの授業」を支える
2026-08-04
8月4日、地域包括支援センターからご依頼をいただき、児童養護施設で行われた「いのちの授業」のお手伝いをさせていただきました。
講師を務められたのは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と向き合いながら、NPO法人ポジティブ・フロム・ジャパン(PFJ)の活動を通じて、子どもたちに命の大切さや生きる喜びを伝え続けているマカ氏です。
今回、私たちはマカ氏が安全に会場まで移動できるよう、スロープや手すりを設置し、福祉用具を通じた移動の支援を担当しました。
講演が始まると、子どもたちは少し緊張した表情を見せながらも、マカ氏の言葉を真剣に聞いていました。
時間が経つにつれて少しずつ緊張もほぐれ、会場には笑顔も見られるようになり、最後にはとても和やかな雰囲気に。
その姿がとても印象に残っています。
そして、もう一つ強く印象に残ったのが、マカ氏が子どもたちへ言葉を届ける姿でした。
伝えたい思いが次々とあふれる一方で、ALSという病気と向き合う身体には限りがあります。途中で酸素を吸入しながら、それでも目の前の子どもたちへ一つでも多くのことを伝えようとする姿に、私たち自身も多くのことを学ばせていただきました。
今回の活動を通じて、改めて福祉用具が持つ役割について考える機会にもなりました。
スロープや手すりを設置することは、私たちにとって日々行っている仕事の一つです。
しかし、その先には「行きたい場所へ行く」「会いたい人に会う」「自分の思いを誰かに伝える」といった、一人ひとりの生活や希望があります。
福祉用具を届けるだけではなく、その方がやりたいことを実現するためのお手伝いをする。
それも、私たち福祉用具に携わる仕事の大切な役割の一つだと感じています。
このような貴重な機会をいただいた地域包括支援センターの皆様、児童養護施設の皆様、そしてマカ氏をはじめとするNPO法人ポジティブ・フロム・ジャパンの皆様に、心より感謝申し上げます。
これからも地域の皆様とのつながりを大切にしながら、福祉用具を通じて、一人でも多くの方の「できること」や「やりたいこと」を支えられる会社でありたいと思います。



